ストレスとのつながりを断ち切るには

健康

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慢性的なストレスはコルチゾールの機能を低下させ、健康を害します。では、どうすれば慢性的なストレスを取り除くことができるのでしょうか。

ストレスというのは「肉体的、化学的、感情的な要因によって体や精神に緊張を与え、それが病気の原因にもなる」とされています。ストレスという言葉は緊張、プレッシャー、負担などとも言い換えられます。脅威にさらされたり、その恐れを感じた時に副腎はコルチゾールまたはヒドロコルチゾンと呼ばれるホルモンを血液に放出し、それによって体は「戦うか逃げる」準備を整えるのです。

例えばその脅威が、ライオンや虎、または熊に追いかけられていた場合、コルチゾールは逃げるために今までに出したことのないスピードを出させてくれます。また、争いの場合には戦う力を与えてくれます。

コルチゾールは緊急ですぐに必要な場合には良く、「ストレスホルモン」と呼ばれ、すぐに行動しなければならない時に血糖値を上げてエネルギーを産生してくれます。また、力やスピードだけではなく、痛みを弱く感じるようになったり、代謝を上げたり、精神集中力が高まります。危険にさらされた時以外にも、スポーツ大会や仕事の締め切りが迫っているとき、大勢の前でのスピーチのようなスポットでの対応にも役立ちます。

そして一時的なストレス要因が無くなるとコルチゾール反応はおさまり、体の機能は正常に戻ります。

ストレスの原因が一時的なものではなく、長く続く慢性的なものである場合は問題です。仕事、家計、夫婦間の問題、親しい人を失う、身体障害や病気などの状況や、日々目まぐるしく変化するこの世界で生活するだけでさえも長期的な問題原因となります。コルチゾールの「戦うか逃げる」機能も実はマイナス効果をもたらして体の機能を低下させ始めるのです:

  • 免疫機能を低下させる。
  • 甲状腺機能を低下させる。
  • 血圧を上げ、循環器疾患リスクを高める。
  • 治癒力を低下させる。
  • 骨密度が低下し、骨粗しょう症を引き起こす。
  • 筋肉が衰えやすくなる。
  • 糖尿病になりやすくなる。
  • 食欲が高まり、肥満や腹部の脂肪が増えるリスクが上がる。
  • 脳細胞に悪影響を及ぼし、うつ病やアルツハイマー型認知症を起こすリスクを高める。
  • 生殖器に影響を与える。

もちろん、人によって体質は異なりますので、症状や程度も個人差があります。

残念ながら普段の生活から起こる慢性的なストレスを完全に無くす画期的な方法はありません。飲酒や薬物に頼ってストレスを軽減する人もいますが、それらはかえってより多くの問題を引き起こしてしまいます。

では日常生活から長期間にわたって増え続ける緊張、プレッシャー、負担にどのように対処すればよいのでしょうか。

そこで思い出して行うのが「戦うか逃げる」です。ただし、戦うのはジムで重りやヨガマットで戦い、逃げるのはランニングマシーンやマウンテンバイクで逃げます。運動を行うことで実際、コルチゾールを燃焼し使い果たすことができるのです。またそれによってエンドルフィン(幸福ホルモン)が放出されて気分が良くなります。

多くのリラクゼーション方法も負担やプレッシャーを軽減するのに効果的です。マッサージ、サウナ、水蒸気浴、温水浴は緊張を和らげてくれます。瞑想や深呼吸はプレッシャーを取り除くのを助けます。また、リラックスできる最も良い方法の一つは落ち着いた静かな音楽を聞くことです。ヘビーメタルやラップなどは逆効果ですので注意しましょう。

栄養面でも、自然食でバランスの取れた食事を少ない量で回数を多く、ビタミンやミネラルが豊富な食品を食べるようにすることが大切です。

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