コラーゲンで腸もれを治して消化機能を改善する

健康

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腸もれ(腸管壁浸漏:腸の粘膜に穴が空いて、未消化物、老廃物、微生物成分などが血中に漏れ出す症状)は体中をめちゃくちゃにします。頭痛、にきび、便秘などがよく起こるのであれば、腸もれが原因かもしれません。食品からうまく栄養を吸収できなかったり、栄養価の高い食事をしていても健康にならない場合もそうです。

しかし、この腸もれをコラーゲンで治すことができるのはご存じでしょうか。コラーゲンは腸に開いた穴をふさぐのを助ける栄養素なのです。

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コラーゲンとは

コラーゲンは肌をきれいに輝かせるための栄養素ではなく、体の基礎を構築する栄養素です。

19種類のアミノ酸から構成される複合長鎖タンパク質で、肌、骨、筋肉、腱、関節、腸壁までもコラーゲンで作られています。

「コラーゲン」という言葉は、ギリシャ語の「コラ」とフランス語の「ゲン」が由来で、「接着剤を作る」という意味なのですが、実際、このタンパク質は体内の構造をつなぎ合わせる網のような役割をします。

年を取るにつれて、コラーゲンは減っていきます。35歳になると、体がコラーゲンを作り出すスピードは遅くなり始め、たったの5年で、減少するスピードがコラーゲンを作り出すスピードを追い越します。

さらに60歳になると、体内のコラーゲン量は半分以上が無くなり、そのために皮膚はたるみ始め、関節炎や関節痛が起こるのです。

腸も同じです。腸内に十分なコラーゲンが無いと、消化不良が起こり、食事からの摂る栄養素も吸収されません。

腸内のコラーゲンが減るのは、年を取るからだけではありません。若い年齢でも他の理由で腸もれになります。

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腸もれになる原因

腸もれは腸壁バリアに隙間が出来ると起こります。腸壁バリアは、いわば門番の役割を果たしていて、食品に含まれている栄養素、水、電解質、ミネラルがうまく吸収されているかをチェックしています。

腸に隙間ができて腸もれが起こると、老廃物、微生物、未消化物が腸から血中に漏れ出します。これが体内の多くの健康問題に直結するのです。

腸もれは小麦特有のタンパク質グルテンによっても起こります。かと言って、グルテンを摂らないようにしても他の理由からも起こるのです。

ビタミンC不足

この理由には少し意外と思うかもしれませんが、ビタミンCはコラーゲンを作り出すのに必要な栄養素なのです。

ビタミンCはフルーツや野菜をよく食べなければすぐに不足します。1500年代~1800年代には、船乗りはよく壊血病にかかっていました。この病気はビタミンCが不足してコラーゲンが作られないことから起こります。

壊血病の症状としては、歯の抜け落ち、歯ぐきからの出血、肌荒れ、髪の抜け落ち、筋肉の減少などがあります。これら全て、コラーゲンが関係しています。船乗りは、海上では生のフルーツや野菜を食べることができずにこの病気にかかってしまっていたのです。

健康的な腸にも、ごく小さな隙間はありますが、腸もれの場合はその40~200倍もの大きさで、その隙間から未消化物などが漏れると、体がそれらを異物だとみなして攻撃が必要だと判断します。

そこで抗体を送って攻撃をおこない、それによって食品アレルギーや過敏症が発症するのです。

やがて炎症は悪化して瘢痕(はんこん)組織となり、食べた食品から栄養素を吸収できなくなります。

どんなに素晴らしい健康的な食事をとっていても、その効果が実感できないのです。

インスリン濃度が不安定

インスリン濃度が不安定だと腸もれの症状が起こる場合があります。毎日のように血中の糖が増加したり低下したりしているとそうです。

インスリン濃度が高くなると体内のビタミンC量は減りますので、血糖値がよく高くなる人はビタミンC不足に陥るのです。

インスリン濃度が不安定なのは、必ずしも甘いものを食べ過ぎているからというわけではありません。もちろん、クッキーやアイスクリームなどを食べ過ぎるのは良くありませんが、白米、ジャガイモ、パスタ、パンなどの単純炭水化物を食べていても同じことです。

単純炭水化物は消化されて糖質になります。フライドポテトやクッキーに違いはないのです。

食事では1日に必要な量のタンパク質、良質の脂肪、複合炭水化物を摂るようにしましょう。

それでもまだ血糖値が安定しない場合は、高脂肪・低炭水化物・ダイエットを実践してみると良いです。

喫煙

喫煙が体に良くないというのは既にご存じだと思います。喫煙によって肺癌になるリスクが高まりますが、腸にも悪影響を与えるのです。

ヘビースモーカーでなくとも、タバコ1本吸うだけでビタミンCが25グラム減りますので、喫煙をすることで簡単にビタミンC不足になるのです。

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腸もれの兆候

腸もれが起こると体全体に影響があります。肌、免疫組織、気分、便通、ホルモンなどに症状が現れてきます。

頭がボーっとする、痛くなる

よく頭がボーっとしたり、痛くなったりすることがある場合、腸もれが原因かもしれません。脳腸相関というのを聞いたことはあるでしょうか?

様々な感情が腸の健康に影響を与え、またその反対も同様です。腸もれが起こると、頭が痛くなったり、集中するのが難しくなる場合があります。

食事や腸の健康は脳の働きに直結しているのです。

にきび

にきびは、腸もれ、コラーゲンが足りていない、またはその両方が原因でも起こります。いくら食事を良くしても、腸もれが起こっていると栄養を吸収できず、にきびは治りません。

便通の異常

便の質や頻度は腸の健康状態を知る指標になります。

健康な場合は1日に1~3回の便通がありますが、よく便秘になるのであれば、腸もれが起きているかもしれません。

免疫の低下

例えば、隣の人が風邪をひいてくしゃみをしていた場合、次の日には風邪をひいている、といった具合に病気になりやすい場合は、腸の状態が良くないのかもしれません。

腸は免疫組織の約80%を担っています。つまり、食事から栄養素を吸収できないと病気にもなりやすいのです。

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腸もれを治すには

腸の状態を良くするには全体的な観点からアプローチしなければなりません。良く効く薬を飲めば解決するというものではないのです。

例えば、にきびです。皮膚科に行けば、にきびの原因と思われる菌に効果のある抗生物質を処方されるでしょう。

抗生物質で悪い菌を殺すことはできますが、同時に肌をきれいにしてくれる良い菌をも殺してしまうのです。

天敵の良い菌がいなくなったことで、病原菌は増殖し、腸壁に侵入できるようになります。そして、未消化物が血中に漏れ出し、最終的には腸もれを起こすのです。

何か症状が現れたときに、それだけを治そうとするのではなく、その症状を治すのに影響をおよぼす全ての部分を見ながらアプローチしなければなりません。

腸もれを治すのに最も効果的なアミノ酸があります。主にコラーゲンに含まれているプロリンとグリシンです。この2つのアミノ酸が体内で作られるのを助け、腸の健康状態を保つのに良い食品は多くあるのです。

発酵食品

発酵食品は腸の悪玉菌と戦うプロバイオティクスが豊富です。

発酵食品の例:

  • コンブチャ(紅茶キノコ)
  • ザワークラウト
  • キムチ
  • 漬物

ビタミンCが豊富な食品

前述の通り、ビタミンCはコラーゲンを作るのに必要です。

ビタミンCが豊富なフルーツや野菜:

  • オレンジ
  • キウイ
  • レモン
  • ブロッコリー
  • グァバ
  • カリフラワー
  • 芽キャベツ
  • ピーマン

ココナッツ・オイル

ココナッツ・オイルには抗菌性があります。腸内の悪玉菌を殺し、善玉菌が成長しやすくするのです。

オメガ3脂肪酸(DHA、EPA)

オメガ3脂肪酸は腸内の炎症を抑えます。炎症が無ければ腸壁は自然と治っていきます。

オメガ3脂肪酸は魚から摂る必要はありません。魚が摂取している藻類を食べればオメガ3脂肪酸を摂ることはできるのです。

コラーゲンの摂取

健康的な食事をしてビタミンCを十分に摂っている場合、コラーゲンのサプリメントや、コラーゲンペプチド製品で腸壁を治すのは良い方法です。

腸壁は絨毛(じゅうもう)と呼ばれる微細なヒダでできています。この腸壁のヒダは実はコラーゲンからできています。サプリメントでコラーゲンを摂ると、腸もれによってできたヒダにある隙間を埋めことができるのです。

消化を改善するにはよく噛んで食べることが重要

消化を改善して食品に含まれる栄養素を最大限に摂るには、できるだけ長く噛んで食べる必要があります。

消化は口の中から始まるのです。胃の中ではありません。30~75回は噛むようにしましょう。多いように感じるかもしれませんが、これによってずっと消化しやすくなるのです。

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