健康になるために欠かせないオメガ3脂肪酸とは

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オメガ3脂肪酸、特に海生のEPAやDHAは健康のためには欠かせないことがますます認識されてきています。例えば、コホート研究や臨床試験のメタ分析では、1日に250mgのEPA/DHAを摂ると心臓疾患のリスクを36%減ったことが示されています。心臓疾患以外にも、オメガ3脂肪酸は慢性炎症性疾患、脳の健康、性と生殖に関する健康など様々な範囲に有効であることも確認されています。

さらに、オメガ3脂肪酸は人間の脳の初期発達にも重要で、人生の初期でも後期でも、神経変性疾患のリスクを下げることが示されています。

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オメガ3脂肪酸とは

オメガ3脂肪酸やオメガ6脂肪酸は多価不飽和脂肪酸(PUFA)に属していて、人間の体内では作られませんので、食事から摂らなければなりません。オメガ3脂肪酸の主な3つは、アルファ-リノレン酸(ALA)、ドコサヘキサエン酸(DHA)、エイコサペンタエン酸(EPA)です。オメガ3脂肪酸はオメガ6脂肪酸とは反対に作用します。例えば、オメガ6脂肪酸は凝固、血管形成、炎症を促進しますが、オメガ3脂肪酸は凝固を防ぎ、血管形成させず、炎症を抑えるのです。人類はオメガ3脂肪酸が多くオメガ6脂肪酸が少ない、ほとんど1:1の割合で含まれる食事を取り、進化してきました。現代では西洋化された食事が増えることで、その割合は30:1(オメガ6脂肪酸:オメガ3脂肪酸)にまでなっていて、石器時代の食事とは大きく異なっています。結果として、大量のオメガ6脂肪酸に適応できていないことで多くの炎症が起こり、慢性疾患に苦しむことになっているのです。

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オメガ3脂肪酸を摂る方法

オメガ6脂肪酸は多くの食事から簡単に摂ることができる一方で、オメガ3脂肪酸は多くはなく、またうまく組み合わせて摂る必要があります。ALAオメガ3脂肪酸は多くの野菜、ナッツ、シード(種)に含まれていて、特にフラックスシード、チアシード、くるみ、アボカドには豊富に含まれています。ただし、ALAオメガ脂肪酸はオメガ3脂肪酸の中では最も有効というわけではなく、その効果を得るにはEPAオメガ脂肪酸に変換され、さらにDHAオメガ脂肪酸に変換されなければなりません。その変換率は実に0.2%~21%とされています。

明らかにオメガ3脂肪酸は食事に加えるべき重要な栄養素ですが、1日のDHA推奨摂取量は250mg(心臓疾患の人は1,000mg)です。漁獲量が減っている中で、魚や魚油からだけで摂るのは人口に対して今後も安定的な量が確保できるのかは疑問です。他の、より環境にやさしい方法でDHA/EPAを摂る方法はあるのでしょうか。

水界生態系で最もよい摂取源とされているのは微細藻類です。光と二酸化炭素を光合成によって炭水化物、脂肪、タンパク質といったエネルギーに変換しています。藻類は決して新しいDHAオメガ3脂肪酸の摂取源ではなく、動物の餌、ビタミン、化粧品、食品添加物など様々なものに既に使用されています。藻類は将来的なエネルギー源としての可能性が十分にあり、藻類から摂れる脂肪はヴィーガンにも、また環境にもやさしく、大規模に成長させることができるのです。

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