植物性代替食品の市場が成長している理由

アメリカ食品情報

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動物由来の食品に変わる植物性の代替肉、ミルク、ヨーグルトなどの売上はパンデミック前の2019年から世界的に成長傾向にありましたが、2020年にはそれが更に加速しています。

パンデミックによって食品需要が高まった影響もありますが、消費者は食事で健康になることに注目し始めているようです。植物性代替食品は、目新しく、長生きにつながり、また、ウイルスに感染するリスクも避けることができると考えられています(食肉加工施設で感染が起こったというニュースを目にすることから)。植物性代替肉だけを見ても、その成長率は2018~2019年期の4%から2019~2020年期は9%と加速しています。

パンデミックの間に植物性代替食品が購入された理由は、健康の為、サステイナブル(環境にやさしい)、動物愛護の考えからが主ですが、今後、動物性食品から市場を取って代わろうとするにはまだまだ他にも購買意欲をかき立てるような理由が必要でしょう。

植物性代替食品を選ぶ一番の理由は健康の為ですが、人々はパンデミックによってまさに健康の危機を実感しました。不健康でいることや、健康の為に何もしなければ死ぬかもしれないという現実を目の当たりにしたのです。

植物性代替食品と言っても商品によって健康にどう影響するかは異なりますが、人々の一般的な認識としては、消化に良い、動物の餌に使われている遺伝子組み換え原料や抗生物質を避けられる、などが挙げられます。また、加工された赤肉を食べないということは癌や心臓疾患、肥満などの原因も避けられると消費者は考えるでしょう。

ただ、アメリカ国内でのタンパク質に対する需要は高く、4人に1人はタンパク質をできるだけ多く摂るようにしていると言われています。肉や牛乳が高いタンパク質の摂取源として認識されている為、植物性食品に代えるとタンパク質の摂取量が減ってしまうのではないかとの懸念もありますが、一方でオンライン食品市場を見ると、2018から2020年にかけて高タンパク質を訴求する肉や牛乳の代替植物性食品の数は増え続けています。

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